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2020年3月27日
報道関係各位
株式会社セキュアブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:青山 健一以下「セキュアブレイン」)は、株式会社CyCraft(サイクラフト)Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:呉 明蔚、以下「CyCraft」)が提供するAIによるファストフォレンジックを行なうセキュリティ・ソリューション「CyCraft AIR(サイクラフト・エア)」を使ったサイバー攻撃監査サービスの提供を開始します。
近年のサイバー攻撃は巧妙化が進み侵入を完全に防ぐことが難しくなってきており、侵入されることを前提とした脅威ハンティング(侵害調査)を行うEDR (Endpoint Detection and Response)ソリューションによる対策が必要です。しかし、従来のEDRを使いこなすためにはセキュリティエキスパートなどの専門家が必要で、調査分析作業に膨大な時間がかかり運用が困難になってきています。本サービスでは脅威ハンティングをAIにて自動的にファストフォレンジックを行い、サイバー攻撃監査レポートをすぐに活用可能な情報として定期的に提供いたしますので、CSIRT担当者や企業のシステム管理者は膨大な情報の調査や専門家の分析を行わず問題解決の実施が可能です。
本サービスで使用している「CyCraft AIR」の特徴は、エンドポイントをスキャンするソフトウェアが非永続的なエージェント型 (Dissolvable Agent)ソフトウェアとして一時的にエンドポイントへ配布されることから、エンドポイントにエージェントのインストールが不要な点、また、クラウドで収集した情報がAIにより随時自動解析が行われるため、サイバー攻撃を直感的にわかりやすく可視化した日本語によるレポートを短時間で提供することが可能な点です。
このように「CyCraft AIR」はインストール不要で短期間での導入と調査が可能なことから、緊急のインシデントレスポンス対策ソリューションとしても多くの利用実績があります。サイバー攻撃の初動対応を、独自のAIによって導き出された対策に従って迅速に対処することで、その後のフォレンジック作業時間や二次被害のリスクの軽減にも貢献できます。
尚、「CyCraft AIR」はセキュリティーサービス事業者がインシデントレスポンス用として利用可能となるサービスライセンスとしての提供も可能です。
サービスの特徴
●定期的に企業ネットワークのサイバー攻撃の監査レポートを提供
●エンドポイントにエージェントのインストールやアップデートが不要(※)
●攻撃を可視化し、直感的にわかりやすい日本語レポートを提供するため、運用にはセキュリティエキスパートが不要
●導入前に遡ってサイバー攻撃の監査も可能
●AIによる解析のため、大きなネットワークでも脅威ハンティングの作業時間が大幅に短縮
(※)定期的なレポートには常駐型エージェントが必要
【対応OS】
Windows/Linux/macOS
【システム構成・運用イメージ】
以上
プレスリリース印刷用 (PDF 440KB)
CyCraft について
CyCraftはフォーチュン500企業や各国政府をクライアントに擁するテクノロジー企業です。 AIを活用することで、 IT・OT・IoT・クラウドで連結した複雑でダイナミックなサイバー空間における防御の自動化とレジリエンシーをもたらすことを目指しています。 AI、 サイバー犯罪調査、 インシデント対応、 ハッキングコンテストの DEFCON CTF や、 軍用レベルのセキュリティ防御で業界をけん引する、 熱意あるセキュリティ専門家やソフトウェアエンジニア、 データサイエンティストで構成されています。 台北に本社を置き、台湾・シンガポール・日本・タイ・インドネシア・フィリピン・マレーシア・ベトナムのアジア8ヵ国でパートナー企業に Autonomous SecOps Platform を提供するASEANを中心としたグローバル企業です。
セキュアブレインについて
株式会社セキュアブレインは、インターネット上の脅威が多様化する中、Webサービスを提供する事業者や企業にITセキュリティを届ける、サイバーセキュリティ専門会社です。「ネット犯罪からすべての人を守る」というミッションのもと、信頼性の高いセキュリティ情報と高品質なセキュリティ製品・サービスを提供する、日本発のセキュリティの専門企業です。詳細は、https://www.securebrain.co.jp/ をご覧ください。