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国民生活センターから「還付金詐欺が増加しています!」と報告されています – 利用者の対策

国民生活センターから「還付金詐欺が増加しています!」と報告されています – 利用者の対策

国民生活センターによると、全国の消費生活センター等に寄せられる「還付金詐欺」に関する相談が増加していると注意喚起されています。税金や保険料等の還付があり、そのための手続きとしてATMに誘導するなどして、お金をだまし取る手口の詐欺です。近年、手口が多様化しており、ATMから振り込ませる従来の手口のほか、インターネットバンキングを使って振り込ませる手口も見られていると報告されています。

このような還付金詐欺に遭わないため、国民生活センターは、消費者へ以下のアドバイスをしています。

  • (1)役所等から「お金が返ってくる」という電話がかかってきたら、それは還付金詐欺。
  • (2)還付金に心当たりがある場合は、自分で役所等の担当部署を調べたうえで連絡し、確認する。
  • (3)「お金を返すために必要」などと言われ、名前や住所、銀行名、口座番号等の個人情報を聞かれても絶対に答えてはいけない。
  • (4)不審な電話の対策として、防犯機能付き電話機の導入や、電話機の留守番電話機能、ナンバー・ディスプレイ機能などを活用する。
  • (5)不安を感じたら、すぐに家族・知人、警察、最寄りの消費生活センター等に相談する。

  • トラブルに遭われている方の約95%が60歳以上とも言われ、高齢者の方が被害に遭われないようにする取り組みが必要になります。親子で離れて暮らしている場合、こまめに電話をするなど、コミュニケーションを密にしておくのも対策の一つと言われています。夏の休暇シーズンですが、この機会に、詐欺への対策など呼びかけるのもよいですね。また、帰省がしばらくできていない方々も、「最近、猛暑だけど、体調は大丈夫?」など、連絡を取ってみるのはいかがでしょうか?

    参考文献

    国民生活センター「還付金詐欺が増加しています!‐ATMだけじゃない!ネットバンキングを使う手口にも注意‐」
    https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20230726_2.pdf

    政府広報オンライン「電話でお金の話は詐欺!親子のコミュニケーションで注意喚起を!」
    https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202102/1.html