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2006年3月13日
報道関係各位
株式会社セキュアブレイン、株式会社 外為どっとコムへフィッシング対策ソリューション「PhishWall」を納入
―金融サービス業で「PhishWall」を初導入、本日3月13日からサービス開始―
株式会社セキュアブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO 成田 明彦、以下セキュアブレイン)は、日本発のフィッシング対策ソリューション「PhishWall(フィッシュウォール)」を株式会社外為どっとコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 大畑 敏久 以下外為どっとコム)に納入しました。外為どっとコムは金融サービス業で「PhishWall(フィッシュウォール)」を導入した初めての企業となります。サービス開始は本日3月13日からです。
インターネット上からの個人情報の詐取を目的とする”フィッシング詐欺”は、インターネットでビジネスや情報発信を行う企業と、それを利用する個人双方にとって新たなる脅威となっています。すでに米国ではその被害金額が03年に12億ドル(約1400億円:国民生活センター調べ)規模に達し、日本でも昨年から日本語のフィシングサイトが多数報告されはじめ、今年2月には実際にIDを詐取したフィッシング詐欺事件の容疑者が逮捕されています。企業は今後被害の増大が一層懸念されるその脅威から顧客を守ることが社会的責任として重要な経営課題になっています。
今回外為どっとコムでは、同社のWebサイト(http://www.gaitame.com)を通じて提供する様々なサービスのセキュリティレベルの向上と充実を目的として、その信頼性が高いと評価したフィッシング対策ソリューション「PhishWall(フィッシュウォール)」の導入を決定しました。
顧客保護のため様々な安全対策に取り組んでいる外為どっとコムは、従来の「被害に遭遇してから」という受身の対策ではなく、事前に対策を積極的に講じることで顧客に安心感を与え、同社の”安心ブランド”につなげることを狙いとしています。
サービス開始後は、顧客が同社のサイトにアクセスすると、顧客のブラウザ(Internet Explorer)のツールバーにインストールされた、PhishWallツールバーの一部に緑色の信号が点灯し、安全であることが証明されます。
「PhishWall(フィッシュウォール)」について:
インターネット世界の新しい脅威であり、日本においても増大が懸念されるフィッシング詐欺に対してセキュアブレインが独自開発した日本初の対策ソリューションです。フィッシング詐欺対策の問題点は自社のWebサーバが「本物」である事を顧客に対して証明できず、また証明したとしても非常に分かりづらいものであるため、顧客が自分のアクセスしているWebサーバを「本物」かどうか判断できなくなってしまうことです。
PhishWallは、自社のWebサーバの安全性をクライアントPCのブラウザ上に「緑」のシグナルで表示します。顧客は一目でそのホームページが「本物」だと分かり、安心してインターネットを利用できます。
・ 認証情報のやりとりを行いクライアントPCからサーバの認証を行います。
・ 従来のソリューションに比べユーザにとって分かりやすい安全表示です。
株式会社セキュアブレインについて:
株式会社セキュアブレインは、様々な脅威から安全かつ自由にインターネットを利用できる技術・製品を、アジア・北米諸国をはじめとしたワールドワイド市場に、『日本から発信する』セキュリティソリューションベンダーとして2004年10月に設立されました。
『安全を約束し、企業ブランドとお客様を守る』というビジョンの下、成田 明彦(前株式会社シマンテック社長)を核にセキュリティ業界での経験を重ねたスペシャリストが参画しています。資本金は1億2,150万円です。
事業内容:
1. インターネットにおけるセキュリティシステムの構築
2. 「デジタル詐欺」に関連する防御ソリューションの開発・販売・サービスの提供
3. インターネットセキュリティに関する情報の提供および情報処理サービス
4. インターネットセキュリティに関する人材の育成・および教育
5. コンサルティング業務 他