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2013年8月19日
報道関係各位
ゆうちょ銀行が、不正送金対策としてセキュアブレインのMITB攻撃対策を搭載した「PhishWallプレミアム」を採用、8月19日よりサービス開始
株式会社セキュアブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:成田 明彦、以下「セキュアブレイン」)は、株式会社ゆうちょ銀行(本社:東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 、以下「ゆうちょ銀行」)が、同行のインターネット・バンキングを利用するお客様を不正送金の被害から守る対策として、MITB攻撃対策を搭載したセキュアブレインの「PhishWall(フィッシュウォール)プレミアム」を採用し、8月19日よりサービスを開始することを発表します。
インターネット・バンキングのユーザを狙ったMITB(マン・イン・ザ・ブラウザ)攻撃は、数年前より欧米を中心に被害が拡大していますが、昨年日本の金融機関のユーザがMITB攻撃により、不正に預金を送金されるという事件を受け、各金融機関は、MITB攻撃対策が急務な事案になっています。MITB攻撃は、PCに感染したウイルスが、インターネット・バンキングサイトへアクセスした際に通信をハッキングし、偽のポップアップ画面を表示します。偽のポップアップ画面は、正規のサイト上で表示されるため、偽物と見抜くことが困難です。
従来のインターネットを利用した情報詐取対策は、偽のウェブサイトに誘導する手口のため、正規サーバか偽サーバかを判定できることが重要でした。しかし、MITB攻撃はサーバ側でなくPC側への攻撃であるため、これからの情報詐取対策は、サーバ側とPC側の両方に問題がないことを確認することが重要になりました。
「PhishWallプレミアム」は、偽サイト誘導対策とMITB攻撃対策の両方に対応したフィッシング対策ソリューションです。PhishWallクライアントをインストールしたPCが、「PhishWallプレミアム」導入企業のウェブサイトにアクセスした時に、ブラウザに緑のシグナルを点灯させることで、ひと目でアクセスしているウェブサイトが本物であることが確認できます。また、真正なサイトの認証と同時に、PCがMITB攻撃型ウイルスに感染していないかをチェックします。感染の徴候を検知した場合は、警告メッセージを表示して不正な画面への入力を防ぎます。さらに、検知したMITB攻撃型ウイルスを無効化する機能が搭載されています。PCがMITB攻撃型ウイルスに感染している場合でもウイルスを無効化することで、MITB攻撃を受ける危険な状態を回避することができます。
セキュアブレインは、安全性向上のためのソリューション提供を積極的に推進し、「PhishWallプレミアム」を金融機関向けフィッシング対策の標準ソリューションにしたいと考えております
「PhishWallプレミアム」の特長:
「PhishWallプレミアム」は、「偽サイト誘導対策(真正なウェブサイトであることを証明)」、「MITB攻撃対策」、「ウェブサイト改ざん対策(ウェブ解析サービスを提供)」、「マルウェア対策(アンチウイルスを提供)」の4つの対策でサーバ側とPC側の両方を保護する総合フィッシング対策ソリューションです。導入には専用サーバは不要で、既存のウェブサーバに認証ファイルを置くだけです。インターネット・バンキングのプログラムを変更する必要がなく、短期間での稼動が可能です。 詳細は、https://www.securebrain.co.jp/products/phishwall/index.html をご覧ください。
以上
ニュースリリース印刷用 (PDF 172KB)
セキュアブレインについて
株式会社セキュアブレインは、インターネット上の脅威が多様化する中、全てのインターネットユーザに安心を届ける、セキュリティのスペシャリストチームとして、「より快適で安心できるネットワーク社会を実現するために、一歩進んだ技術で貢献する」というビジョンのもと、信頼性の高いセキュリティ情報と高品質なセキュリティ製品・サービスを提供する、日本発のセキュリティの専門企業です。詳細は、https://www.securebrain.co.jp をご覧ください