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2012年4月2日
報道関係各位
セキュアブレイン、Androidアプリにマルウェア検知機能を組み込むことが可能なSDK(開発キット)、「Cloud Antivirus SDK」の提供を開始
株式会社セキュアブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:成田 明彦、以下「セキュアブレイン」)は2日、ソフトウェア開発企業にセキュリティ機能のパーツを提供するSDK(開発キット)ビジネスを開始し、最初の製品として、Androidアプリにウイルス検知機能を組み込むことが可能な「Cloud Antivirus SDK (クラウド アンチウイルス エスディーケイ)」を本日より提供開始することを発表します。
近年、スマートフォンなどのモバイルデバイスの普及、増加に伴い、モバイル環境におけるインターネットの脅威も急増しており、セキュリティ対策の重要性が指摘されています。特にAndroid端末を狙ったウイルスが急増しており、その対策が急務となっています。
MDMベンダーやソフトウェア開発企業は、製品開発の際に、セキュリティ機能を同時に搭載することを求められる傾向にありますが、専門性が高いウイルス対策機能を自社で開発することや、日々大量に発生するウイルスに対して、継続的な対応をすることは極めて困難です。
セキュアブレインは、セキュリティ専門メーカーとして培った技術をSDK化し提供することで、ソフトウェア開発企業が様々なAndroidアプリへのウイルス対策機能の実装が容易になり、Android搭載端末のセキュリティが高まると考えます。
Cloud Antivirus SDKの特長
●ウイルス対策のノウハウが無くてもウイルス対策機能が実装可能
Cloud Antivirus SDKのウイルス情報や解析エンジンは、セキュアブレインが運用するクラウドにあり、スキャンもクラウドで行いますので、アプリ開発企業は自社でウイルス定義ファイルをメンテナンスする必要がありません。ウイルス対策に関するノウハウが無くてもウイルス対策機能を実装することができます。
●消費電力や通信量を低減するクラウド型アンチウイルステクノロジー
特許出願中の不正アプリ検知システムは、クラウドからクライアントへ常に最新の保護が提供されるアーキテクチャです。従来型のウイルス対策製品のような定期的なスキャンや、手動スキャンは不要な設計になっています。クラウドを活用することにより、端末の余計なバッテリー消費をなくし、通信量も最小限に抑えることができるため、アプリを開発する企業は、ウイルス対策機能を実装することによる端末の負荷を抑えることができます。
動作環境
Android OS 2.1以上
本SDKの不正アプリ検知システムは、現在特許出願中です。(出願番号:特願2011-246193)
価格
価格は、SDKの利用料と再配布ライセンス料が必要になります。
■Cloud Antivirus SDKの価格
SDKを利用したアプリケーションを開発するときに必要なライセンスです。
開発に必要なCloud Antivirus SDK(開発キット)をご利用いただけます。
157,500円(税込) サポート無し
315,000円(税込) メールサポート込 (2インシデント)
※1 CPU につき1ライセンスが必要になります。価格は1年間の使用料です。
■再配布ライセンスの価格
完成したアプリケーションを再配布する場合は、再配布ライセンス契約が製品ごと別途必要になり、
複製本数に応じ、ロイヤリティの支払いが発生します。
ロイヤリティの単価は、本数により変動しますので、お問い合わせください。
製品の詳細は以下ウェブページをご覧ください。
https://www.securebrain.co.jp/products/sdk/index.html
Cloud Antivirus SDKに関するお問い合わせ
株式会社セキュアブレイン営業部
電話:03-3234-3001
e-mail:sb_sdk@securebrain.co.jp
※ AndroidはGoogle Inc.の商標です。
以上
ニュースリリース印刷用 (PDF 116KB)