2012年11月19日
報道関係各位
セキュアブレイン、不正なポップアップでインターネット・バンキング利用者のIDや暗証番号を盗む攻撃を防御する金融機関向けソリューションの販売を開始
株式会社セキュアブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:成田 明彦、以下「セキュアブレイン」)は、金融機関向けフィッシング対策ソリューションPhishWall(フィッシュウォール)にインターネット・バンキング利用中に不正なポップアップ画面によって情報を盗む攻撃を防御する新機能を搭載したPhishWallプレミアムの販売を開始しました。PhishWallプレミアムは、インターネット・バンキングにプログラムの変更を加えずに導入が可能です。現在PhishWallは、国内37の金融機関の導入実績があります。
最近不正なポップアップを表示し、インターネット・バンキング利用者のIDや暗証番号を盗み取る犯罪が多発し、メガバンクを含む7社の金融機関で、不正送金などの被害が発生しました。この攻撃は、ウイルスがパソコン側でブラウザの通信内容を傍受したり、書き換えたりするMITB(マン・イン・ザ・ブラウザ)攻撃です。PhishWallプレミアムは、顧客がインターネット・バンキングをブラウザでアクセスするタイミングでMITB攻撃のチェックを行い、MITB攻撃を発見した場合に警告メッセージを表示して不正な画面への入力を防ぎます。
PhishWallプレミアムは、従来のPhishWallの機能である、「偽サイト誘導対策(真正なウェブサイトであることを証明)」、「ウェブサイト改ざん対策(ウェブ解析サービス)」、「マルウェア対策(アンチウイルスを提供)」に加え、「MITB攻撃をチェック・警告する機能」を加えることによって、金融機関のサーバ側と顧客のパソコン側の両方を保護します。
セキュアブレインは、安全性向上のためのソリューション提供を積極的に推進し、PhishWallプレミアムを金融機関向けフィッシング対策の標準ソリューションにしたいと考えております。
PhishWallプレミアムの詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.securebrain.co.jp/products/phishwall/index.html
以上
ニュースリリース印刷用 (PDF 183KB)
■パソコンのウイルスが、正規のログイン画面を改ざんし、不正なポップアップを表示させるしくみ
■PhishWallプレミアムがMITB攻撃を検知し、警告を表示した時
セキュアブレインについて
株式会社セキュアブレインは、インターネット上の脅威が多様化する中、全てのインターネットユーザに安心を届ける、セキュリティのスペシャリストチームとして、「より快適で安心できるネットワーク社会を実現するために、一歩進んだ技術で貢献する」というビジョンのもと、信頼性の高いセキュリティ情報と高品質なセキュリティ製品・サービスを提供する、日本発のセキュリティの専門企業です。詳細は、https://www.securebrain.co.jp をご覧ください。