このプレスリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。
2013年2月28日
報道関係各位
S&Jコンサルティングが、セキュアブレインと共同開発した「標的型攻撃被害復旧支援サービス」を3月1日より提供開始
株式会社セキュアブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO: 成田 明彦、以下セキュアブレイン)とS&Jコンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪信雄、以下S&J)は、2010年以降官公庁をはじめ、重要インフラ、民間企業等様々な組織を狙って、機密情報や金銭等の窃取を目的として行われているサイバー攻撃、いわゆる標的型攻撃による未知のウイルスへの感染に対応する「標的型攻撃被害復旧支援サービス(以下本サービス)」を共同開発し、S&Jのサービスとして2013年3月1日より提供を開始することを発表します。
標的型攻撃による未知のウイルスへの感染は、様々な対策ソリューションを用いたとしてもウイルス感染を完全に防ぐことはできません。未知のウイルスに感染した場合、検体の特定を短時間で行い、ウイルスワクチンベンダーに検体を送付してパターンファイルの作成を依頼し、他のPCに潜んでいる未知のウイルスの検出を行う必要があります。しかしながら、未知のウイルスであることから、専門業者に発注しても検体候補の検出に費用と時間がかかっていました。さらに、ウイルスに感染したPCが、どのように感染したのか、ウイルスによりどのような情報が漏洩したのか、について分析することも必要ですが、感染後に調査を行うには費用と時間がかかるうえに、漏洩した情報が何であったかはほとんど知ることができません。
本サービスでは、感染PCからHDDのレプリカを作成し、未知のウイルスの検体候補を静的な検査により短時間で特定することにより、パターンファイルの作成から組織全体のフルスキャンを行うまでの支援を行います。
また、オプションサービスとして未知のウイルスに感染しているPCから未知のウイルスに感染していない業務ファイルの抽出や現在ネットワーク内に未知のウイルスに感染していないかの診断、事後対応として緊急対応や再発防止策の提案なども行います。さらに、事前にSourcefire社のセキュリティソリューション「FireAMP(ファイアアンプ)」(以下、FireAMP)の導入を行うことにより、ウイルスの感染経路の特定やウイルスにより漏えいした情報の調査を短時間で行うことができます。
本サービスに用いる未知のウイルスの検体候補を調査する専用ソフト「「Disk Excavator for Virus(ディスク・エクスカベーター・フォー・ウイルス)」をセキュアブレインとS&Jが共同開発し、HDDのレプリカ作成ソフトの開発と本サービスやFireAMPの導入支援コンサルティング、事故後の各種調査、コンサルティングをS&Jが提供し、FireAMPの販売をセキュアブレインが行います。尚、共同開発したDisk Excavator for VirusはS&Jが独占的に販売を行います。
また、S&J は、CSIRTなど、企業内での緊急対応支援を行っている組織向けに、本サービスで用いているDisk Excavator for Virusをインシデント対応のトレーニングと共に提供いたします。
S&Jについて
【会社概要】
会社名 S&Jコンサルティング株式会社
所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂4-1-1 SHIMA赤坂ビル7階
設立 2008年
資本金 11,150,000円
代表者 三輪信雄
URL http://www.sandj.jp/
【事業内容】
■コンサルティングサービス
・情報セキュリティ事業の構築、評価、改善提案等
・情報セキュリティ事務局支援
・ウイルス感染対策リスクアセスメント
■セキュリティ運用
・ウイルス感染対策、運用体制構築支援
■情報セキュリティ緊急対応支援
・サイト改ざん、情報漏えい、ウイルス感染
■クライアントPCのセキュリティ対策
・会社/個人PCのセキュリティ監視
以上
ニュースリリース印刷用 (PDF 91KB)
セキュアブレインについて
株式会社セキュアブレインは、インターネット上の脅威が多様化する中、全てのインターネットユーザに安心を届ける、セキュリティのスペシャリストチームとして、「より快適で安心できるネットワーク社会を実現するために、一歩進んだ技術で貢献する」というビジョンのもと、信頼性の高いセキュリティ情報と高品質なセキュリティ製品・サービスを提供する、日本発のセキュリティの専門企業です。詳細は、https://www.securebrain.co.jp をご覧ください