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2015年1月30日
報道関係各位
ソニー銀行が、セキュアブレインの金融機関向け不正送金対策ソリューション「PhishWallクライアントレス」を採用
株式会社セキュアブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:成田 明彦、以下「セキュアブレイン」)は、ソニー銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石井 茂、以下「ソニー銀行」)が、同社のインターネット・バンキングを利用する顧客を不正送金の被害から守る対策として、セキュアブレインの金融機関向け不正送金対策ソリューション「PhishWall(フィッシュウォール)クライアントレス」を採用したことを発表します。
現在多発している不正送金事件は、インターネット・バンキングを利用するユーザのPCに感染したウイルスがPCを乗っ取り、振込時に必要な情報を盗まれることで行われます。この攻撃はMITB(マン・イン・ザ・ブラウザ)攻撃と呼ばれており、MITB攻撃はユーザのPC内で攻撃が完結しているため、インターネットバンキングサイト側の対策だけでは十分ではなく、各金融機関はユーザに対してアンチウイルスの導入等を促すなど、ユーザによる対策を求める必要がありました。
セキュアブレインが開発した「PhishWallクライアントレス」は、PCにソフトのインストールが不要で、ユーザの対策に依存することなくMITB攻撃対策を行うことが可能な新しいタイプの純国産技術による不正送金対策ソリューションです。「PhishWallクライアントレス」は、導入企業のWebサイトにユーザのPCがアクセスしたタイミングで、表示される情報がMITB攻撃型ウイルスによって改ざんされていないかを自動的にチェックし、改ざんの徴候を発見した場合は警告メッセージを表示すると共に、ユーザの画面への入力を遮断します(特許出願2014-090901)。本サービスを導入することにより、PCに対策ソフトをインストールしていないユーザに対しても、MITB攻撃の対策を行うことが可能になります。
ソニー銀行では、顧客が安心してインターネット・バンキングを利用できる環境を提供する為に不正送金対策ソリューションの選定を進めており、このほど、顧客がソフトのインストールが不要で、全ユーザを保護できることと、ウイルスによるコンテンツの改ざんの高い検知力が評価され、「PhishWallクライアントレス」の採用が決まりました。
セキュアブレインは、安全性向上のためのソリューション提供を積極的に推進し、「PhishWallクライアントレス」、「PhishWallプレミアム」を、金融機関向け不正送金対策の標準ソリューションにしたいと考えております。
以上
プレスリリース印刷用 (PDF 84KB)
セキュアブレインについて
株式会社セキュアブレインは、インターネット上の脅威が多様化する中、Webサービスを提供する事業者や企業にITセキュリティを届ける、サイバーセキュリティ専門会社です。「ネット犯罪からすべての人を守る」というミッションのもと、信頼性の高いセキュリティ情報と高品質なセキュリティ製品・サービスを提供する、日本発のセキュリティの専門企業です。詳細は、https://www.securebrain.co.jp をご覧ください。