PhishWallでは、金融機関のサイトを装って情報詐取等を行うようなサイトを対象に、不審なサイトへのアクセスを検知することができます。検知した場合はPhishWallの拡張が赤色に点灯し、警告ダイアログとバルーンが表示されます。
サポートする環境:
-OS:Windows 10またはWindows 11
-ブラウザ:Edge、Chrome
-PhishWallクライアント:バージョン6.1.0.4以上
-拡張:バージョン6.4.0.4以上
PhishWallで検知した不審なサイトに対して、以後検知されないように設定したり、不審なサイトへアクセスした際にブロック画面を表示するように設定したりすることができます。
・アクセス先のサイトを不審なサイトから除外する
・不審なサイトへアクセスした際にブロック画面を表示する
また、PhishWallでの検知対象外であるサイトを、不審なサイトとして、お客様自身で登録することも可能です。
アクセス先のサイトを不審なサイトに登録する
以降では、不審なサイトへのアクセスの検知について説明します。MITB検知については下記を参照してください。
参照:PhishWall-危険(MITB検知)警告が出たら!
アクセス先のサイトを不審なサイトから除外する
PhishWallで不審なサイトとして検知されるサイトに対して、以後検知されないように検知対象から除外することができます。お客様自身の責任で、十分注意しての設定をお願いいたします。
設定方法
不審なサイトから除外する場合はブラウザ上のPWアイコンをクリックもしくは、ブロック画面上に表示されている「このホストの設定」から「普段使うサイト」「どちらでもない」のいずれかを選択し「保存」をクリックします。
「このホストの設定」の選択肢について
<PWアイコンをクリックした際の画面>
ブラウザ上のPWアイコンが非表示になっている場合には、以下の手順で表示してから操作します。
ブラウザにPWアイコンを固定表示したい
https://www.securebrain.co.jp/support/phishwall/pin_pw_icon不審なサイトへアクセスした際にブロック画面を表示する
不審なサイトへアクセスした際にPhishWallのブロック画面を表示することができます。
※初期設定ではブロック画面を表示しない設定となっています。
不審なサイトにアクセスした際にブロック画面を表示させる場合は、PhishWallのオプションからブロック画面表示の設定を行います。
設定方法
ブラウザのPWアイコンをクリックし、 をクリックします。
「PhishWall拡張のオプション」にて「不審なサイトへのアクセス」の選択肢を「ブロックする」に設定し、「保存」をクリックします。
設定後、不審なサイトへアクセスした際は以下のブロック画面が表示されるようになります。
ブロック画面が表示された際に「このホストの設定」を変更すると、次回から、検知されたりブロックされたりしないようにすることができます。
ブロック画面から「このホストの設定」の設定変更を行った後、ブロックされたページへ遷移することができます。
アクセス先のサイトを不審なサイトに登録する
PhishWallでの赤点灯の対象外であるサイトを不審なサイトとして登録することができます。
本手順で登録した不審なサイトは、ブラウザでアクセスしたURLがあらかじめ登録されたホスト(FQDN)へのアクセスかで判定を行います。
PhishWall採用企業のWebサイトでサーバーの真正性が確認できたときに緑色で点灯する場合と比べると簡易的な判定です。
設定方法
不審なサイトとして登録したい場合は、該当サイトにアクセスしPWアイコンをクリックします。
「このホストの設定」にて「不審なサイト」を選択し、「保存」をクリックします。
次回のアクセスからは不審なサイトとして、ブラウザ上のPWアイコンが赤点灯します。
※PhishWallによる検知でなく、お客様ご自身で登録された不審なサイトの場合は警告ダイアログやバルーンは表示されません。